「南江洞マンションの高層階住民は、彼らは、階下に汚物をまき散らしている」

そう語るのは、 咸鏡北道の別の情報筋だ。

「咸鏡北道は、新築マンションに限って夕方6時から夜11時まで電気を供給しており、この点では悪くない。しかし、7階以上の住宅は、水圧が低いこともあり、水道水が全く出ない。つまり、トイレが使用できない」

高層階の住民は、用を足す場合は、1階まで下りなければならない。しかし、エレベーターが動かないとなると、夜には廊下や階段で、用を足し汚物をまき散らすとのことだ。夏にもなれば、臭い匂いが充満するため、住民は避けるのだ。

また、ある脱北者によると「朝になったら1階に運んで処分するつもりでバケツにためておいた汚物を、運ぶのが面倒だからと窓から『散布』してしまう人間もいる」という。

情報筋は、「6階ぐらいのマンションなら、なんとか生活できるのに、なぜ12階建てのマンションを建てたのか」と言いながら、見栄えのいい高層マンションにこだわる当局や金正恩氏の政策を批判した。

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