北朝鮮で、結婚式や祝い事は各家庭で、一生懸命作られた手料理などで祝うことが多かった。北朝鮮当局が、冠婚葬祭を派手に催すことを禁じたことに加えて、経済的余裕がなかったという事情もある。

しかし、最近専用の「結婚式場」が登場し、豪華に催すケースが増えていると米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。

結婚式場はこれまでにもあったが、費用が高く一般庶民の利用は少なかった。しかし、そうした事情も徐々に変わりつつあり、「結婚式場で、式を挙げることは経済力の誇示でもあり、そうしたがる家庭が増えている」と、RFAの咸鏡北道(ハムギョンブクト)の内部情報筋は語る。

情報筋によると、咸鏡北道(ハムギョンブクト)の清津市だけでも、各区域に3〜4個程度の結婚式場があるという。式場では、結婚式だけでなく、還暦祝いやトルジャンチ(子どもの1歳の誕生日を祝うパーティー)を開くこともできるが、職場の団体を対象としたビュッフェ式レストランまで兼ねた「総合宴会場」にもなっている。