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北朝鮮の歴史全体を通じて、同国の最大の特徴のひとつは情報の絶対独占と組織された社会生活の全面的な統制を要求してきたことである。調査委員会の所見では、思想、良心及び宗教の自由に対する権利ならびに言論、表現、情報及び結社の自由に対する権利はほとんど完全に否定されている。

これは、多くの読者が持つ北朝鮮のイメージと一致するものだろう。報告書はまた、「北朝鮮はさらにプロパガンダを用いて、日本、米国及び韓国といった公式な国家の敵及びその国民に対する国家主義的な敵意を駆り立てている」ことについても問題視している。こうした行為が、最高指導者(首領)への絶対服従を作り出すためのものであると見ているわけだ。

最近では、米国のオバマ大統領を人種差別的な表現で罵倒するなど、その悪質さはいっそう増してきていると言える。

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では、こうした国家の思想統制やプロパガンダから逃れようとしたらどうなるのか。報告書は、次のように指摘している。

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