北朝鮮の朝鮮中央通信は16日午後、ナマズ養殖工場に関する記事を配信し、このなかで2016年5月に第7次朝鮮労働党大会が開催されると報じた。

同通信はこの記事に先立ち、金正恩氏が同工場を訪れた際、「工場の膨大な現代化工事を朝鮮労働党第7回大会が開かれる来年の10月10日までは(後略)」と、労働党大会が10月10日に延期されるかのように述べたことを報じていた。しかし、実際は「労働党第7回大会が開かれる来年」の「10月10日まで」という意味だったようだ。

金正恩氏の言葉を受けて「労働党大会延期か」というニュースを、16日午前より日韓などのメディアが報じていた。

それを受け、朝鮮中央通信は記事を同日午後に配信していることから、誤解を招きかねない表現の修正を図ったと見られる。北朝鮮メディアが、こうした形で海外の報道に反応するのは異例。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり

世界的水準に転変する三泉ナマズ養殖工場

【平壌12月16日発朝鮮中央通信】金正恩元帥の現地指導を受けた三泉ナマズ養殖工場に革命的気概が力強く羽ばたいている。

金正恩元帥は同工場の各所を見て回りながら、同工場を世界的水準のナマズ養殖工場に転変させるための課題を提示した。

金正恩元帥のお言葉に接した同工場の責任幹部は、朝鮮労働党の信頼に衷情で報いるという決意を固め、次のように語った。

工場を訪ねた金正恩元帥が養殖および経営活動状況を詳しく調べ、工場を世界的水準のナマズ養殖工場に転変させるうえで提起される課題を提示したのは、わが工場の労働者たちに与えた大いなる信頼である。

今、わが工場の労働者たちの胸は、国にもう一つの巨大なナマズ養殖工場をうち建てようとする金正恩元帥の遠大な構想を立派に現実化するためのたたかいにおいて輝かしい勤労の偉勲を立てるという一念で燃えている。

わたしたちは、工場の膨大な現代化工事を朝鮮労働党第7回大会が開かれる意義深い来年の10月10日までは無条件完工し、より多くのナマズを養殖することによって、金正恩元帥の崇高な志を衷情をもって支えていくだろう。

朝鮮労働党の歴史において特記すべき出来事となる朝鮮労働党第7回大会はチュチェ105(2016)年5月の初めに催される。

    関連記事