北朝鮮の朝鮮中央通信は5日、金正恩第1書記が、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)「第4回砲兵大会」に出席したことを報じた。大会は3日と4日にかけて平壌の4・25文化会館で行われた。

第4回砲兵大会で演説する金正恩氏(2015年12月5日付労働新聞より)
第4回砲兵大会で演説する金正恩氏(2015年12月5日付労働新聞より)

白頭の訓練熱風の炎を高く燃え上がらせよ

金正恩氏は、開会の辞で「(大会は)現代戦の要求に即して砲兵の戦闘準備を完ぺきに完成するうえで重大な意義を持つ」と述べながら開会を宣言。演説では次のように強調した。

「砲兵の戦闘準備を完成するうえで最も重要なのは、思想の砲門を一斉に開いて命中砲火、集中砲火、連続砲火を加えて砲兵を死んでも革命信念を捨てない精神力の最強者に準備させることである」

さらに、「砲兵指揮官は、最後の決戦に出た肉弾勇士のような非常な覚悟と決心を抱いて砲兵の戦闘準備にこぞって立ち上がって砲兵武力の強化においても10年を1年に先取りするチョンリマ(千里馬)速度の英雄的神話を生み出さなければならない」 と述べた。

大会には黄炳瑞(ファン・ビョンソ)氏、朴永植(パク・ヨンシク)氏、李永吉(リ・ヨンギル)氏や、朝鮮人民軍の指揮官、軍人が参加した。

朝鮮中央通信の報道全文は次の通り。

金正恩最高司令官の指導の下、朝鮮人民軍第4回砲兵大会

【平壌12月5日発朝鮮中央通信】朝鮮人民軍第4回砲兵大会が3、4の両日、平壌の4・25文化会館で行われた。

黄炳瑞、朴永植、李永吉の各氏をはじめ朝鮮人民軍の指揮メンバーと人民軍内の各級砲兵部隊、区分隊の指揮官、政治幹部、軍事学校の幹部、茂島の英雄砲の隊員をはじめ名砲手運動において模範的な指揮官、軍人がこれに参加した。

金正恩最高司令官が、大会場に姿を現した。

金正恩最高司令官が、開会の辞を述べた。

今回の大会は、金日成主席と金正日総書記がチュチェの砲兵武力の建設に積み上げた業績を輝かし、現代戦の要求に即して砲兵の戦闘準備を完ぺきに完成するうえで重大な意義を持つと強調した。

金正恩最高司令官は、今回の大会がすべての大会参加者の高度の政治的熱意と積極的な参加の下で大会の事業を円滑に遂行することにより、砲兵の戦闘準備を完成し、チュチェの革命武力の不抜の威力をいっそう強化するうえで歴史的な里程標をもたらすようになるとの確信を表明しつつ、朝鮮人民軍第4回砲兵大会の開会を宣言した。

大会では、朝鮮労働党が砲兵部門に提示した課題を貫徹するための活動で収めた成果と経験、教訓を分析、総括し、砲兵戦闘準備の完成に新たな転換をもたらすための対策を討議した。

大会では、報告と討論が行われた。

金正恩最高司令官が、大会で演説を行った。

砲兵の戦闘準備を完成するうえで最も重要なのは、思想の砲門を一斉に開いて命中砲火、集中砲火、連続砲火を加えて砲兵を死んでも革命信念を捨てない精神力の最強者に準備させることであると述べた。

朝鮮労働党の訓練革命方針を貫徹して砲兵訓練において集団的革新の熱風をさらに激しく巻き起こさなければならないとし、砲兵訓練においては砲撃の命中率を高めることに火力を集中すべきだと強調した。

現代戦の要求に即して砲武装装備の近代化も積極的に推し進めなければならないと述べた。

総書記が教えたように戦争はいつ行うと通告して行うのではなく、いかなる不意の事態にも主動的に対処するにはいつも高度の臨戦状態を維持しなければならないと強調した。

人民軍内のすべての砲兵指揮官は、最後の決戦に出た肉弾勇士のような非常な覚悟と決心を抱いて砲兵の戦闘準備にこぞって立ち上がって、砲兵武力の強化においても10年を1年に先取りするチョンリマ(千里馬)速度の英雄的神話を生み出さなければならないと強調した。

全軍に砲兵重視気風を確立することについて指摘した。

最高司令官は、人民軍内のすべての砲兵が時代と革命が与えた使命と任務を立派に遂行するとの確信を表明した。

金正恩最高司令官にささげる誓約文が採択された。

金正恩最高司令官が、閉会の辞を述べた。

朝鮮人民軍第4回砲兵大会は、朝鮮労働党が打ち出した4大強兵化戦略的路線と現情勢の要求に即して砲兵の戦闘準備に根本的な転換をもたらし、軍事力強化の最盛期を開くうえで新しい里程標をもたらした歴史的な大会、砲兵総進軍大会としてチュチェの革命武力建設史に輝かしく記されるだろうと強調した。

すべての大会参加者が、朝鮮労働党が明示した砲兵武力強化の綱領的指針をとらえて確固たる信念に満ちて突撃、また突撃していくことによって、朝鮮労働党第7回大会を砲兵武力強化の誇らしい成果で迎えるためのたたかいにおいて旗手、先鋒隊になるべきだと述べた。

朝鮮労働党の指導があり、わが党に限りなく忠実な英雄的砲兵たちがいるがゆえに、砲兵の戦闘準備において必ず革命的転換がもたらされるだろうと強調した。

すべての大会参加者が大会の精神を貫徹して党と革命、祖国と人民に担った聖なる使命と任務を立派に遂行するということを確信するとし、朝鮮人民軍第4回砲兵大会の閉会を宣言した。

金正恩最高司令官は、すべての大会参加者が白頭の訓練熱風、名砲手運動の炎を高く燃え上がらせて砲兵の戦闘準備を徹底的に完成し、軍事力強化の最盛期を先頭に立って開いていくとの期待と確信を表明し、彼らに温かい戦闘的あいさつを送った。

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