それだけでなく、エイズなどの感染症を米国を非難するための道具として利用している。
北朝鮮のプロパガンダサイト「我が民族同士」は、南朝鮮(韓国)からの報道だとして「HIVウイルスは、米軍が細菌兵器の研究中に事故で外に流出したものだ」と、トンデモ陰謀論を展開。
朝鮮中央通信も、朝鮮赤十字会のキム・ギュファン部長の主張として「エボラウイルスは、悪の総本山、米帝国主義が生んだもの」という主張を掲載。疾病対策への取り組みが真面目になされているのか、疑わしい記事一色だ。
そんな中、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)は、北朝鮮における性感染症の実態について報じている。
北朝鮮当局は、HIVに関する公式の統計を一切発表していない。HIV感染者やエイズ患者が存在するかは定かではないが、RFAのチョン・ヨン記者は、北朝鮮人と外国人の接触する機会が非常に限られているため、HIV感染者はいないかもしれないと述べた。
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