こうした事実があることから、韓国の情報・捜査当局は、朝鮮総連の動向を警戒している。また、韓国のスパイ防止法と言える「国家保安法」によって、朝鮮総連は反国家団体として指定されており、そのメンバーと一般の韓国国民が接触することは固く禁じられている。
しかしハッキリ言って、国家保安法のこうした規定はもはや、旧時代の遺物になりつつある。
韓国の大田地裁は2日、40代の韓国人S氏に対し、日本留学中に朝鮮総連の幹部と親しくなった罪で懲役3年の実刑判決を言い渡した。
この裁判に関する情報が少ないのであまり断定的なことは言えないのだが、報道に接したときの筆者の率直な感想は「そりゃ、やり過ぎじゃないの!?」というものだった。