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北朝鮮で幹部を務めていたある脱北者はこの話を聞き「羅先の住民は韓流ドラマや外国の情報に接する機会が多いのに、未だに自分の子どもより肖像画を大事にするとは理解に苦しむ」「外の情報に接する機会が多いとしても、洗脳から抜け出すのは容易ではないことを示す事例」と述べた。

現代日本人の価値観では理解し難いことではあるが、日本でもわずか70年前までは同様の教育がなされ、同様に命が軽視されていた。

ちなみに、今回犠牲になった人々の事例の「美談化」は、まだ行われていないという。その理由について情報筋は次のように分析した。

「まだ見つからない遺体が多いなか、肖像画を懐に抱いて死んだ人が一人や二人ではないことを宣伝すると『対処が遅れたから犠牲者が増えた』という話が広がりかねないと当局は判断しているようだ」