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計画が遅れた表向きの原因は、駐車場の建設の遅れ。一方、英国の「ガーディアン」は、入場料の配分をめぐり意見の対立があったと伝えている。

北朝鮮は当初、アンコールワットの入場券に、博物館の入場料を含めるように要求していた。そうすると、北朝鮮は観光客が博物館を観覧しなくても、入場料収入を得られるからだ。

入場料は1日券が20ドル、3日券が40ドル、7日券が60ドル。新華社通信の報道によると、2014年の来場者数は235万人、入場料収入は5930万ドルに達している。もしこの要求が受け入れられたとすると、北朝鮮には莫大な外貨収入がもたらされることになるが、受け入れられたどうかは今のところ不明だ。

ちなみにNHKは、入場料が1人15ドルになり、全額が北朝鮮の収入となると報じている。