日本政府が11月11日、情報収集衛星を現行の4基から10基に増強することなどを盛り込んだ宇宙基本計画の工程表の改訂案を公表したとに対し、朝鮮労働党機関紙の労働新聞は2日、「地域の平和と安全を害する危険極まりない妄動」だとして非難する論評を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。

論評は、情報収集衛星の増強策が示しているのは「海外侵略に必要なすべての情報資料を掌握し、それに基づいて再侵略に乗り出そうとするのが日本反動層の下心」であると指摘。

また、日本が北朝鮮の弾道ミサイル開発に反対していることについて、「われわれの平和的宇宙開発活動を『脅威』として罵倒し、自国の侵略策動、宇宙への軍事的進出を合理化する」ためのものだと主張。日本は北朝鮮のミサイル開発を逆手に取り、軍事的な海外進出の口実にしようとしている、との認識を示した。

その上で、「わが軍隊と人民は、日本反動層の軍事的妄動を鋭く注視している」と警告している。

論評を伝えた朝鮮中央通信の記事全文は次のとおり。

【平壌12月2日発朝鮮中央通信】日本が偵察衛星を現在の4機から8機に増やすことにした「宇宙基本計画」改正案を発表した。

2日付の「労働新聞」は署名入りの論評で、一日も早く偵察衛星を軌道に進入させることによって海外侵略に必要なすべての情報資料を掌握し、それに基づいて再侵略に乗り出そうとするのが日本反動層の下心であると暴いた。

論評は、宇宙に対する軍事的進出をいっそうヒステリックに促している日本の策動は、地域の平和と安全を害する危険極まりない妄動であるとし、次のように指摘した。

より問題視せざるを得ないのは、日本が宇宙に侵略的軍事衛星をやたらに打ち上げながらも、われわれの平和的宇宙開発をけなしていることである。

日本がなぜ、われわれの平和的宇宙開発を悪意に満ちてけなしているのかは明白である。

われわれの平和的宇宙開発活動を「脅威」に罵倒して自国の侵略策動、宇宙への軍事的進出を合理化するということである。

他国にかこつけて陰険な再侵略野望を実現してみようとする日本の行為こそ、破廉恥極まりない。

過去の日帝の侵略史を骨身に染みるほど体験しているわが軍隊と人民は、日本反動層の軍事的妄動を鋭く注視している。

日本の反動層はわれわれの意志をはっきりと知り、無分別にのさばってはいけない。―――

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