約1年間、動静が途絶え、政治処分を受けたと見られていた金正恩氏の側近である馬園春(マ・ウォンチュン)氏が、激ヤセして復帰した。この間、彼に何があったのか。

国防委員会設計局長だった馬氏は、昨年11月1日の空港視察以後、姿を見せなくなり、当時建設中だった空港の出来具合をめぐって責任を取らされ、粛清されたと見られていた。

金正恩氏側近の激ヤセ写真

その後、処刑説も出たが、北朝鮮内部情報筋から山奥の農場へ追放、すなわち革命化教育の処分を受けたという説も出てくる。この場合、中央への復帰もありうる。

そして今年10月、馬氏は水害復旧現場工事を現地指導した金正恩氏に随行人員として同行。国営メディアにも名前が紹介され復帰が確認された。さらに今月1日、金正恩氏の現地指導に同行した際、撮影されたのが下の右の写真だ。

金正恩氏の右隣が馬元春氏。
金正恩氏の右隣が馬園春氏。

左は昨年4月の馬氏。見比べる明らかに激ヤセしていることがわかる。また馬氏は、以前の現地指導では始終笑顔を絶やさなかったが、今回の写真の表情からは精気も感じられない。

処刑こそ免れたものの、やはりこの1年間で何らかの処分を受けていたと見られる。

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