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情報筋によると、衛生学部の卒業生は「衛生検査所」、つまり国境の検疫業務を担当する組織に配属される場合が多い。すべての輸出入商品は、衛生検査所で検査を受けなければならない。貿易業者は、面倒な検査の手続きを避けるため、イルクン(職員)にドルや品物を掴ませて書類を発行してもらうのだ。

さらに、道(行政区)や市、郡の衛生検査所では、列車に乗るために必要な「疫学証明書」の発行を行う。この面倒な手続きを避けるため「ほとんどの人が、ワイロを使って書類を発行してもらう」と、情報筋は付け加えた。

北朝鮮には、公害を監視する「公害監視課」というセクションが存在する。同課の監視員になれば、鉱山、製鉄所、精鋼所、化学工場などで、汚染物質が垂れ流しにされていないかを検査する。

検査基準に違反していれば、罰金刑や、機械に赤札を貼って使用禁止にする。この際、企業所(工場)の責任者は利益を優先させるため、監視員にワイロを渡して見逃してもらう。こうして衛生学部を卒業すれば「おいしい仕事」にありつけるというわけだ。