北朝鮮の医科大学に衛生学部と薬学部が存在するが、両学部は医学部に比べると不人気だった。成績は優秀だが、コネも力もない家庭の子どもが、否応なしに行く学部だった。しかし、最近では医学部よりも人気が高いとデイリーNKの内部情報筋が伝えてきた。

施設の整った平壌市内の柳京口腔病院。一方で地方の国営病院には薬がなく、治療を受けるには医師にワイロを支払う必要がある(画像:朝鮮の今日)
施設の整った平壌市内の柳京口腔病院。一方で地方の国営病院には施設も薬もなく、治療を受けるには医師にワイロを支払う必要がある(画像:朝鮮の今日)

ワイロで稼げ!

平安南道(ピョンアンナムド)の内部情報筋は語る。

「北朝鮮では大学を卒業すると、就職先は国が決めるシステムだ。ここで、どこに配置されるかで収入が大きく変わる。衛生学部、薬学部に人気が集まっているのは、権限を持つ職場に配属され、ワイロがもらえたり、物資を横流しできるからだ」

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