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北朝鮮から海外に派遣された駐在員らが姿を消す事件が続き、各国の北朝鮮大使館に緊張が走っているという。

米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)によれば、今年9月にドイツと中国に駐在していた北朝鮮人の家族が相次いで姿を消した。彼らが外交官なのか貿易関係者なのかは詳らかではないが、誘拐などの情報がないところを見ると、韓国や第三国への亡命を準備している可能性が高い。

北朝鮮ではこのところ、官僚などエリートの脱北が相次いでいる。韓国の国家情報院によると、北朝鮮から脱出して韓国入りしたエリートは一昨年8人、昨年18人、今年は10月までに20人と増加傾向にあり、中には相当な高官も含まれている。

そして彼らの中には多額の資産――たとえばベンツ数十台分の外貨を韓国に持ち込み、セレブ・ライフを満喫している面々が少なくないというから驚く。