北朝鮮の朝鮮中央通信は27日、韓国の国家情報院機関と韓国メディアを非難する祖国平和統一委員会(祖平委)のスポークスマンの談話を掲載した。

韓国の国家情報院傘下の機関は26日、金正恩第1書記が約100人の幹部を処刑しており、恐怖政治で国内を統治しているという学術研究会の分析資料を発表。聯合ニュースも報じていた。

朝鮮中央通信によると、祖平委のスポークスマンは談話を通じて「これは共和国の最高の尊厳に対する我慢できない冒とくであり、北南関係を破局に追い込もうとする重大な政治的挑発である」と糾弾。

さらに、「われわれの最高の尊厳をき損しようと狂奔する者らとはいかなる問題も解決することができないというのはわれわれの確固たる立場であり、意志である」と警告した。

朝鮮中央通信の報道全文は次の通り。

祖平統の代弁人 南朝鮮当局と保守メディア一味の反共和国謀略妄言を糾弾

【平壌11月27日発朝鮮中央通信】去る25日、南朝鮮の「聯合ニュース」は「国家安保戦略研究院」のいわゆる「学術会議」を控えてあらかじめ公開した発表文の内容であるとけん伝しながら、われわれに対して「恐怖政治」だの、「独裁政治」だのというとうてい口に乗せられない極悪非道な悪態をついた。

祖国平和統一委員会(祖平統)のスポークスマンは27日の談話で、これは共和国の最高の尊厳に対する我慢できない冒とくであり、北南関係を破局に追い込もうとする重大な政治的挑発であると糾弾した。

談話は、重大視せざるを得ないのは、このような謀略のほらが南朝鮮当局の露骨な背後の操りの下で公然と吹かれていることだとし、次のように強調した。

「聯合ニュース」が吹いたいわゆる資料というものは南朝鮮の情報院が直接提供したものであり、そのようなねつ造資料に基づいて荒唐無稽(けい)な発表文をつくり上げた「国家安保戦略研究院」というものもやはり、その傘下にある反共和国謀略巣窟である。

今回、南朝鮮当局が北南当局会談のための実務接触を控えた時刻に、このような不作法な妄動を振るったのは、北南関係を対話によって解決する考えが毛頭ないということを自らさらけ出したことになる。 諸般の事実は、南朝鮮当局が口先では対話に関心があるかのように振る舞うが、実際にはわれわれとあくまで対決する腹黒い下心しかないということをはっきりと示している。

明白に言っておくが、われわれの最高の尊厳をき損しようと狂奔する者らとはいかなる問題も解決することができないというのはわれわれの確固たる立場であり、意志である。

    関連記事