北朝鮮では、必ずしも冷蔵倉庫が完備されているわけではない。そのため、腐らないように保管するのは面倒な作業だ。こうしたことから、余ったジャガイモは片栗粉にされている。

また、戦時用物資として備蓄し、残りを地域の食堂に供給した。それでも処分に困るほど、今年はジャガイモが豊作で、住民にも配給されている。

当局は、地域の住民全員に5ヶ月分のジャガイモを配給した。さらに、機関や企業所に対して3ヶ月分の「片栗粉」を配給した。片栗粉は、後に住民に配給される予定だ。また、各協同農場にも「ジャガイモを片栗粉にせよ」との指示が下された。

片栗粉1キロを作るのに必要なジャガイモは10キロ。市場ではコメより5割高値で売れるため、かなりの儲けになる。

一方、ジャガイモや片栗粉が大量供給されたために市場では値崩れを起こし、大量のジャガイモと片栗粉を受け取った住民も「ジャガイモを見るだけで蕁麻疹が出そうだ」と嘆く事態となっている。

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