市場経済の発展により、増加の一途をたどる北朝鮮のトンジュ(金主、新興富裕層)。彼らの貯めこんだ「外貨タンス預金」を狙って、当局は様々なレジャー施設や高級レストランなど、カネを使わせる施設を建設している。皆平等に貧しい「贅沢は敵だ」の時代は終わりを告げ「贅沢は素敵だ」の時代が幕を開けつつある。

高級レストラン「平壌アヒル肉専門食堂」
高級レストラン「平壌アヒル肉専門食堂」

その一方、最も豊かな平壌ですら、庶民は苦しい生活を余儀なくされていると、平安北道(ピョンアンブクト)のデイリーNK内部情報筋が伝えてきた。

高級レストランの予算は?

幹部や外国人が多い平壌市内には、光復通りの体育村に位置する「アヒル肉専門食堂」、「金カップ食堂」、「青春館」、市内中心部にある「高麗ホテル」をはじめ、多種多様な高級レストランが存在する。そのなかでも、今最も人気を呼んでいるのが「アヒルの燻製」だ。