北朝鮮の朝鮮中央通信は20日、新しく製作された地下鉄車両に金正恩第1書記を乗せて試運転が行われたことを報道した。

地下鉄に乗る金正恩氏/2015年11月20日付労働新聞より
地下鉄に乗る金正恩氏/2015年11月20日付労働新聞より

タバコを指に挟み地下鉄に乗る金正恩氏

同通信によると、金正恩氏は新車両に乗りながら「地下鉄電動車の性能が本当に大したものだ。スピードもよく、ブレーキ状態も非の打ち所がない」としながら「地下鉄電動車が美男子のように格好がいい」と述べたという。

金正恩氏は、車内で明らかにタバコを指に挟んでいるが、労働新聞の写真では不自然に見えにくくなっていることから、何らかの画像加工を施した可能性がある。

地下鉄に乗る金正恩氏/2015年11月20日付労働新聞より
地下鉄に乗る金正恩氏/2015年11月20日付労働新聞より

朴奉珠(パク・ポンジュ)氏、金養建(キム・ヤンゴン)氏、呉秀容(オ・スヨン)氏、趙甬元(チョ・ヨンウォン)氏、韓光相(ハン・ガンサン)氏が同行した。

朝鮮中央通信の報道全文は次の通り。

金正恩元帥を乗せて新製作の地下鉄電動車の試運転

【平壌11月20日発朝鮮中央通信】朝鮮労働党第1書記、共和国国防委員会第1委員長、朝鮮人民軍最高司令官の金正恩元帥を乗せて新製作の地下鉄電動車の試運転が行われた。

金正恩元帥は11月19日22時30分、地下鉄電動車の試運転が行われる凱旋駅へ出向いた。

凱旋駅を見て回りながら今日に限って金日成主席、金正日総書記への思いがさらに切々になる、わが人民により裕福で文化的な生活条件を与えようと一生をことごとくささげた主席と総書記の温かい愛が宿っている平壌地下鉄は代を継いでとわに伝えるべき民族の貴重な財宝、人民愛の大記念碑的建造物であると述べた。

平壌地下鉄でわれわれの労働者と科学者、技術者が製作した地下鉄電動車が走るのを見たなら、主席と総書記がどんなに喜んだことだろうかと胸熱く語った。

金正恩元帥は、地下鉄電動車に乗って凱旋駅、統一駅、勝利駅、烽火駅、栄光駅の区間を往復しながら試運転過程を詳しく調べた。

地下鉄電動車の性能が本当に大したものだとし、スピードもよく、ブレーキ状態も非の打ち所がないと述べた。

地下鉄電動車が美男子のように格好がよく、設備と運行情報装置も現代感がするとし、われわれの力と技術、われわれの手で製作した地下鉄電動車を人民が利用すれば本当に喜ぶであろうと述べた。

朝鮮労働党に限りなく忠実であり、英知に富むわれわれの英雄的金日成・金正日労働者階級と科学者、技術者は地下鉄電動車の成功裏の試運転を通じて輸入病という言葉自体をなくすべきだということを言葉ではなく実践で実証したとし、これがまさに自身に一番大きな力を与えたと語った。

金正恩元帥は、新製作の地下鉄電動車の試運転に参加した金鍾泰電気機関車連合企業所と関連部門の幹部、科学者、技術者と共に記念写真を撮った。

金正恩元帥は同日、平壌地下鉄を社会主義文明国の体裁にふさわしくより立派に整え、地下鉄の管理・運営の情報化、現代化水準を高めるうえで提起される綱領的な課題を提示した。

朴奉珠、金養建、呉秀容、趙甬元、韓光相の各氏が同行した。

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