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北朝鮮とロシアが17日、犯罪人引渡条約を締結した。同日から19日まで訪朝したロシアのアレクサンドル・コロヴァノフ法相と、北朝鮮のチェ・グニョン最高裁判所第1副所長が署名した。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が、ロシア法務省の発表などを引用して報じた。

ロシアは国連などで人権侵害を追及されている北朝鮮を擁護する立場を取っており、ロシアに逃れた脱北者が、同条約に基づいて北朝鮮に送還される恐れがある。

なお、朝鮮中央通信はコロヴァノフ法相が滞在中、楊亨燮(ヤン・ ヒョンソプ)最高人民会議常任委員会副委員長と会ったことなどを伝えたが、条約締結には触れていない。

【訂正】朝鮮中央通信は、コロヴァノフ法相一行の帰国後に条約調印を報じた。