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1912とは、故金日成主席が生まれた1912年を表す「おめでたい数字」であり、北朝鮮が使用する「主体歴」の元年でもある。数字自体は当たり前で馴染みがあるせいか、情報筋もとくに不満はないようだ。新規加入者に対しては北朝鮮人、外国人問わず1912の番号が割り当てられるようになっている。

ちなみに、195の強盛ネット網に対してはこうした指示は下されていないが、単純に1950年代生まれの金一族のメンバーがいないからだと見られる。

情報筋によると、コリョリンクも強盛ネット網もサービスには差がないが、料金の支払方法が異なる。双方とも料金は先払い方式で、基本料金に200分の無料通話時間が含まれている。

妨害電波で通話品質が低下

200分を越えて通話する場合、コリョリンクは外貨でカードを購入して料金をチャージしなければならない。ビジネスで通話料の多い人は月に12万から25万北朝鮮ウォン分のカードを買っているという。さらに、1年に4回3000北朝鮮ウォンの追加料金を支払う必要がある。