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韓国の国家情報院(国情院)は18日、シリアからの難民200人が、韓国政府に対して受け入れ申請を行っていると明かした。

韓国は1994年から難民の受け入れを始めており、2003年7月には難民法を施行している。しかし、法の仕組みは難民を積極的に受け入れる形にはなっていないようで、運用を巡っては「むしろ難民を追い返すための法律ではないか」との批判も出ている。

実際、あるアフリカ出身の男性は正式な難民審査さえ受けられないまま、空港でチキンバーガーとコーラの食事を与えられるだけの生活を5カ月も続けているという。

パリ同時多発テロで、自爆犯が持っていたシリア難民のパスポートはどうやら偽造であったようだが、それでも、各国では難民の受け入れに消極的な声が上がってしまっている。