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そして最も気になるのが、ロシア軍総参謀部代表団の訪朝目的だ。

日本のマスコミはまったく報じていないが、ニコライ・ボグダノフスキ第1総参謀長(少将)を団長とするロシア連邦軍総参謀部の代表団が9日から訪朝している。

この2日前、朝鮮人民軍の長老である李乙雪元帥が死去した。そのためボグダノフスキ氏の訪朝は、弔問のためかとも思われた。李元帥はプーチン大統領から記念メダルを授与された人物でもあり、ロシア軍高官の弔問があってもおかしくはない。実際、同氏は10日に李元帥の遺体が安置されていた中央労働会館を訪れている。

とはいえ、ボグダノフスキ氏はロシア軍における軍令(作戦指揮)の実質トップであり、シリア内戦への軍事介入に際してはイスラエル軍との調整なども担っている。そんな超多忙な人物が、弔問のためだけに北朝鮮に行くだろうか。