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この処置は人民班(町内会)の会議で伝えられ、住民たちは一瞬喜んだが、具体的な内容が明らかにされると、すぐに怒りと失望に変わる。送電時間は1日20時間だが、テレビ1台と照明1つしか使ってはならないからだ。

さらに、送電設備を改造しなければならないのだが、費用5万5000北朝鮮ウォン(約825円)を2回に分けて払えという。コメ10キロ分に相当する額で、住民にとってはかなりの負担になる。

北朝鮮当局の本当の狙いは「人民愛を実践しているから」という名目で住民から費用を徴収、つまり体のいい搾取といっても過言ではない。

一方、両江道(リャンガンド)の住民は「北朝鮮当局が、白頭山観光鉄道と恵山市内のウィヨン地区のマンションの建設費を充当するためにカネを払えと矢のような催促をして住民たちは苦しめられている」と語った。

また、今まで「労働党創立70周年に使う」という名目で強いられていた強制募金が、「労働党第7回大会に使う」との名目で続けられているという。いずれも青年同盟大会と労働党7回大会の際に成果として示すためだ。

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