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携帯電話を通じて海外に情報が流出することを極度に警戒する北朝鮮当局だが、370万台の携帯から得られる通話料は貴重な収入源であり、もはや規制したり廃止することは不可能だ。

こうしたなか、北朝鮮の若者達の間では携帯電話が「恋愛のマストアイテム」になりつつある。

かつて、北朝鮮でプロポーズする際のプレゼントと言えば結婚指輪が定番だったが、最近では「携帯電話」をプレゼント、または交換することもある。その携帯電話も「北朝鮮製よりも外国製(韓国製)がかっこいい、特にスマートフォンが人気」と言われているぐらいだ。

北朝鮮を代表するエリート大学「金策工業大学」の卒業生で、昨年12月に韓国に入国した脱北者のカン・ジョンナム氏は、「3~4年前まで、携帯電話を持つ学生はクラス2~3人だったが、その1年後には半分が持っていた」と語った

大学生のなかで携帯電話の所有率が爆発的に増えた理由は、ズバリ「恋愛」。