北朝鮮の朝鮮中央通信は5日、平壌の4・25文化会館で11月3,4の両日に「朝鮮人民軍第7回軍事教育指揮官大会」が行われ、金正恩第1書記が演説を行ったことを報道した。

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軍事指揮官大会で演説する金正恩氏(2015年11月5日付労働新聞より)

同紙によると、金正恩氏は「綱領的な演説」を通じて「軍事教育を改善、強化するうえでの課題と方途」を明示したという。

学習熱風を巻き起こせ!

金正恩氏は、「軍事教育は人民軍の中核を育成するとても重要かつ責任ある活動であり、革命武力の強化発展と祖国の隆盛・繁栄のための万年の大計の愛国活動である」とも述べた。 また「 軍事教育革命においてキーポイントは、学生の中で学習熱風を強く巻き起こすことであるとし、学生は軍事教育革命の主人公である」と強調したという。

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朝鮮人民軍第7回軍事指揮官大会(2015年11月5日付労働新聞より)20151104労働新聞金正恩演説めがね02

大会には、黄炳瑞(ファン・ビョンソ)氏、朴永植(パク・ヨンシク)氏、李永吉(リ・ヨンギル)氏をはじめ朝鮮人民軍の指揮メンバーや軍事教育指揮官、軍事教育機関の教職員、関連部門の功労ある幹部が参加したと同紙は伝えた。

朝鮮中央通信の報道全文は次の通り。

朝鮮人民軍第7回軍事教育指揮官大会 金正恩最高司令官が同席

【平壌11月5日発朝鮮中央通信】朝鮮人民軍第7回軍事教育指揮官大会が11月3、4の両日、平壌の4・25文化会館で行われた。

朝鮮労働党第1書記、共和国国防委員会第1委員長の金正恩・朝鮮人民軍最高司令官が大会に同席した。

大会には、黄炳瑞、朴永植、李永吉の各氏をはじめ朝鮮人民軍の指揮メンバーと模範的な軍事教育指揮官、軍事教育機関の教職員、関連部門の功労ある幹部が参加した。

大会の報告を朝鮮人民軍の黄炳瑞総政治局長(朝鮮人民軍次帥)が行った。

報告者は、白頭山の不世出の偉人たちが先軍革命の険しい草分けの道を踏み分けながらチュチェの軍事教育思想と理論を創始し、その実現のための闘争を賢明に導いて革命武力の強化発展史にとわに輝く不滅の業績を積み上げたと述べた。

また、金日成主席と金正日総書記のチュチェの軍事教育思想と教育伝統は金正恩最高司令官の賢明な指導によって新たな高い段階で立派に継承され、発展していると強調した。

そして、建軍史に特記すべき軍事教育指揮官の大会合を催すようにした最高司令官の崇高な志を体して軍事教育において根本的な転換をもたらすことによって、軍事力強化の新たな全盛期を開いていくことについて述べた。

続けて、朝鮮人民軍の将官と軍官が討論した。

金正恩最高司令官が大会で、綱領的な演説を行った。

最高司令官は演説で、軍事教育指揮官たちがこれまで軍事教育において収めた成果について再度高く評価し、朝鮮労働党の軍事教育革命方針を貫徹して発展する現実の要求に即して軍事教育を改善、強化するうえでの課題と方途を明示した。

最高司令官は、軍事教育は人民軍の中核を育成するとても重要かつ責任ある活動であり、革命武力の強化発展と祖国の隆盛・繁栄のための万年の大計の愛国活動であると述べた。

金日成主席と金正日総書記がわが革命武力を創建して導く全期間、軍事教育の強化にいつも深い関心を払い、最も峻厳な試練の時期にも軍事教育に大きな力を入れて人民軍の中核陣地をうち固めるように精力的に導いたことについて指摘した。

最高司令官は、人民軍が時代と歴史に担っている崇高な使命と任務を遂行するためには、朝鮮労働党の軍事教育革命方針を貫徹して軍事力を全面的にうち固めなければならないと述べた。

軍事教育革命の目標は、全軍金日成・金正日主義化の要求に即して軍事教育の質的水準を画期的に高めて軍事力の強化に最盛期を切り開くことであるとし、こんにち、朝鮮労働党は教育、人材の育成においても当然、人民軍が社会の手本になり、先導者になることを願っていると語った。

各級軍事学校ではすべての学生を朝鮮労働党を絶対的に信頼して従い、生命を賭して防衛する思想と道徳・信義の最強者、現代作戦と戦闘を巧みに策定、指揮することのできる野戦型の指揮官、実力者に育成することが軍事教育の任務であると強調した。

最高司令官は、軍事教育革命の種子は各級軍事学校の教員陣容を立派に整えて彼らの責任感と役割を画期的に高めることであり、軍事教育革命は本質上、教員革命であると強調した。

軍事教育革命においてキーポイントは、学生の中で学習熱風を強く巻き起こすことであるとし、学生は軍事教育革命の主人公であると述べた。

軍事教育革命の主要攻略方向は教育の内容と方法を絶えず革新することであるとし、時代と革命発展の要求に即して教育の内容と方法を改善することに火力を集中しなければならないと指摘した。

朝鮮労働党の軍事教育革命方針を貫徹するには、教育行政活動を改善し、学校の管理・運営を正規化、規範化しなければならないと教えた。

最高司令官は、軍事教育に対する指導体系を確立し、指導幹部の責任感と役割を高め、軍事教育に対する党の指導を改善しなければならないと述べた。

大会では、金正恩最高司令官にささげる誓書が採択された。

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