北朝鮮の朝鮮中央通信は3日、金正恩第1書記が、朝鮮人民軍西部前線対空部隊の高射ロケット(対空ミサイル)射撃訓練を視察したことを報道した。

高射ロケット射撃訓練を見学する金正恩氏(2015年11月3日付労働新聞より)
高射ロケット射撃訓練を見学する金正恩氏(2015年11月3日付労働新聞より)

新型高射ロケット開発を積極化

同通信は、今回の対空ミサイル射撃訓練の目的を、「高射ロケットの技術状態と西部前線対空部隊の実戦能力を調べながら、多種の新型高射ロケットを研究、開発するための方途を見い出す」としている。

労働新聞に掲載された対空ミサイル(2015年11月3日付労働新聞より)
労働新聞に掲載された対空ミサイル(2015年11月3日付労働新聞より)

金正恩氏は、射撃訓練を見ながら「国防科学部門では現代戦の要求に即した多種の新型の高射ロケットの開発をより積極化して敵のいかなる空中打撃からも祖国の青空を鉄桶のごとく守られるようにすべきだ」と述べたという。

訓練の視察には、黄炳瑞(ファン・ビョンソ)氏、李永吉(リ・ヨンギル)氏、呉琴鉄(オ・グムチョル)氏、尹東絃(ユン・ドンヒョン)氏、李炳哲(リ・ビョンチョル)氏や国防科学部門の幹部らが同行した。

朝鮮中央通信の報道全文は次の通り。

金正恩最高司令官が対空部隊の高射ロケット射撃訓練を見る

【平壌11月3日発朝鮮中央通信】朝鮮労働党第1書記、共和国国防委員会第1委員長の金正恩・朝鮮人民軍最高司令官が、朝鮮人民軍西部前線対空部隊の高射ロケット射撃訓練を見た。

射撃訓練は、現代化された高射ロケットの技術状態と西部前線対空部隊の実戦能力を検閲判定し、多種の新型高射ロケットを研究、開発するための方途を見い出して対空部門の戦闘準備に転換をもたらすことを目的にした。

射撃訓練には、西部前線に配置されている4の対空部隊が参加した。

金正恩最高司令官は、射撃場の監視所で対空部隊の実態と射撃進行の順次と方法に関する報告を総合聴取して射撃訓練を見た。

最高司令官は射撃訓練を見ながら、航空・対空軍の指揮メンバーと国防科学部門の幹部たちに高射ロケットの戦闘準備を完成するための活動を実質的に行い、新世紀の要求に即して高射ロケットの現代化、精密化を引き続き推し進めることについて強調した。

最高司令官は、国防科学部門では現代戦の要求に即した多種の新型の高射ロケットの開発をより積極化して敵のいかなる空中打撃からも祖国の青空を鉄桶のごとく守られるようにすべきだと述べた。

金正恩最高司令官は同日、国家対空防御を新たな戦略的水準に引き上げるための綱領的な課題を提示した。 黄炳瑞、李永吉、呉琴鉄、尹東絃、李炳哲の各氏と国防科学部門の幹部らが同行した。

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