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朝鮮労働党は北朝鮮の指導政党だが、金正日氏は「先軍政治」を掲げ「党」よりも「軍」を重視。また、国防委員会を通じて政策を決定するなど、労働党の役割は低下していた。金正日氏は、後継者である金正恩氏が公式登場する2010年頃から労働党の陣容を再編しながら軍偏重を見直し、高指導者となった金正恩第1書記も、党重視の路線を引き継いだ。

金正恩氏は、36年ぶりの党大会を開催することによって、朝鮮労働党が北朝鮮の指導政党であることを改めて宣言しながら、権力基盤を強固にする狙いがあると見られる。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

朝鮮労働党中央委政治局が第7回党大会の招集を決定

【平壌10月30日発朝鮮中央通信】朝鮮労働党中央委員会政治局がチュチェ104(2015)年10月30日、次のような決定書を発表した。

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今、全党、全軍、全民は金正恩元帥の周りに一心団結して朝鮮労働党創立70周年を強盛、繁栄する先軍朝鮮の革命的大慶事に輝かし、白頭山大国の尊厳と威力を世界にとどろかした勝利者の強い勢いで社会主義強盛国家の建設を目指す総攻撃戦を力強く繰り広げている。