朝鮮戦争などで生き別れになった南北離散家族の再会行事が20日から北朝鮮の景勝地・金剛山で行われ、22日に1回目の日程が終了した。行事は2回に分けて行われる。2回目の日程は24~26日。

1回目行事では北朝鮮側の96家族141人と韓国の肉親389人が約65年ぶりに再会。個別面会と2回の団体面会、昼食会、歓迎夕食会、最終面会と計12時間を一緒に過ごした。

一方、北朝鮮の対外広報週刊紙「統一新報」は21日付の論評で、「南朝鮮で保守”政権”が登場した後にも、北と南の間では数次の離散家族、親戚の再会が実現することになった」のは北側の努力によるものであると主張している。

論評はまた、今回の再会事業が8月の軍事危機に際する南北合意に基づくものであることに言及。「北南合意がいかに大切なものかが分かる」として、南北間の関係改善が必要だと指摘した。

国民が海外の人や情報に触れるのを嫌う北朝鮮は従来、韓国と比較して再会事業に消極的な姿勢を取ってきた。論評には、再会事業をテコに韓国に融和姿勢を促し、実利獲得につなげたい意図がにじんでいる。

論評の全文は次のとおり。

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