少子化に悩む北朝鮮が「避妊手術や中絶手術を禁ずる」という指示を出したと米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。しかし、少子化の原因は、北朝鮮の慢性的な経済難であり住民からも疑問の声があがっている。

産みたくても産めない

北朝鮮経済の原動力は、アズマイ(おばさん)をはじめとする主婦や働き盛りの女性たちだ。男性は、原則的に所属する国営の工場、企業所に出勤する義務があるが、給料はせいぜいコメ1キロ程度。女性たちが市場で商売をして家計を支えなければならない。

家計を支える北朝鮮女性たちにとって大きな壁となるのが、やはり出産と育児だ。商売に忙しく育児をする余裕がないため、産んでもせいぜい一人。こうしたなか、出産を拒否する女性も増えている。