各国駐在の北朝鮮外交官が密輸で摘発される事例が続出している中、今度はブラジルでキューバ産の高級葉巻(タバコ)をブラジルに密輸しようとしていた北朝鮮外交官が2人、摘発された。
韓国の聯合ニュースが、駐サンパウロ韓国領事館の関係者の話として伝えたところによると、北朝鮮の外交官らが先月27日にパナマからサンパウロ郊外のヴィラコッポス国際空港に到着した際、販売目的とは思えないほど大量の葉巻を所持していた。
違法行為が続出
税関担当者が荷物を検査したところ、様々なブランドのキューバ産の葉巻3800本が入っているのを発見した。税関はこれらをすべて押収したが、外交官の身柄は拘束せず、ブラジル外務省に通報した。