ガルシカ極東発展相を団長とするロシア政府代表団が12日から訪朝。その動向について、朝鮮中央通信が詳細に伝えている。代表団は、盧斗哲(ロ・ドゥチョル)副総理、李龍男(リ・リョンナム)対外経済相らと会談。「朝露親善の年」の閉幕行事にも参加した。

ロシアからはこれと同時に、政権与党・統一ロシアの代表団も訪朝している。

中国とのバランスを意識?

ロシア政府と統一ロシアは、10日に行われた朝鮮労働党創建70周年記念軍事パレードに代表団を派遣していない。パレードはあくまで共産主義政党の記念行事であるため、旧ソ連の共産党独裁から脱したロシアとしては派遣を見送ったものと思われる。

しかし、パレードには北朝鮮と関係が冷却していた中国から、共産党序列5位の劉雲山政治局常務委員が参加。中朝関係の改善がアピールされた。

北朝鮮メディアがロシア政府代表団の動きを詳細に報じるのは、朝露関係と中朝関係とのバランスを取るためと思われる。

ロシア政府代表団の動向に関する朝鮮中央通信の一連の報道は次のとおり。