治療薬どころか、なかには痩せるために覚せい剤を服用する、すなわち「シャブ・ダイット」にハマる富裕層女性もいるのだ。贅を尽くした高級幹部の妻たちが、「スリム・ボディをゲットするため覚せい剤でダイエットする」という本末転倒な話しだが、かつての日本でも同様のダイエットが流行したことがあった。また、ミイラ取りがミイラになったというべきか、麻薬を取り締まる保安員(警察)にも中毒者は増加しており、「麻薬中毒の保安員は、ラリッたままで夜間巡回をするのでヤクザや泥棒よりも質が悪い」と言われる始末だ。
今年の朝鮮労働党創立日(10月10日)は、70周年ということもあり、例年以上に治安維持が強化されたが、幹部向けの内部資料には次のような驚くべき記述があったという。
「平安南道のある夫婦が、麻薬を吸いながら乱交パーティを行った」