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北朝鮮当局は、8月5日から10月5日まで5回に分けて、恩赦を実施し懲役5年以下の者については釈放している。

その中には脱北を幇助した容疑で逮捕され収監された国境警備警備隊の隊員や密輸業者も含まれているが、当局は彼らが再び脱北を幇助するのではないかと警戒し、今回の措置を決めたというのだ。

単独での脱北は、密輸や出稼ぎなど北朝鮮への帰国を前提としているものがほとんどだが、家族単位での脱北は、韓国に逃げることを前提としているため、北朝鮮当局は今までも厳しく取り締まってきた。

北朝鮮当局は、中朝国境に鉄条網を設置したり落とし穴を掘ったりスパイを使ったり、様々な手段を動員して脱北の摘発に躍起になっているが、家族単位での脱北事件が相次いでいる。