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チョンボン楽団は、11日から16日までの6日間、平壌市内の人民劇場で行われているライブで「党を歌わん」など、最高指導者への忠誠心を訴える歌から「オー・スザンナ」などの西洋の曲まで多彩なレパートリーを披露。

朝鮮中央テレビはチョンボン楽団について「女性歌手の澄んで個性的な声と優雅な動き、軽音楽の恍惚とした響き、楽的情感を高める立体的な照明などは、10月のお祝いの舞台を華やかに飾った」と激賞した。

金正恩氏の指示によって、今年7月に結成されたチョンボン楽団は、金管楽器がメインの軽音楽団だ。8月にロシアで開かれた功勲国家合唱団と共同公演でデビューしたが、今回のライブが北朝鮮国内でのデビューとなった。

メンバー構成などの全貌は、まだ明らかになっていない。男性の演奏者もいることから、モランボン楽団のような女性だけの楽団ではないようだ。また、映像や写真を見る限り、モランボン楽団より「大人のムード」を強調しているように見受けられる。