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北朝鮮の両江道では、例年より予定を早めて10月10日の朝鮮労働党創立70周年までにジャガイモの収穫が完了した。作況もよかったことから、農場員たちは国からの様々な配給を期待したが、実際に配給されたのは大量のジャガイモのみ。現場からは不満の声が上がっている。

大紅湍の大規模ジャガイモ農場(画像:労働新聞キャプチャー)
大紅湍の大規模ジャガイモ農場(画像:労働新聞キャプチャー)

デイリーNKの現地情報筋によると、大紅湍(テホンダン)郡、三池淵(サムジヨン)郡、白岩(ペガム)郡など、ジャガイモの大農場を有する各郡では、1年の収穫の分配が行われた。分配量は、家族の人数により異なるが、概ね1戸あたり1トンのジャガイモが配給された。

しかし、労働党創立70周年を迎えて、コメなどの「特別配給」を期待していた農場員たちは「激しく落胆している」と情報筋は語る。