「暖かい配慮」の住宅は修理もできない

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金正恩氏は今月8日、白鶴洞の災害復旧住宅に現地指導に訪れた。この日程に合わせるため、復旧住宅は北朝鮮でいうところの「速度戦」、すなわち突貫工事で建設されたが、「実際は、手抜き工事でとても住めるレベルではない」と、現地情報筋が明かした。

「家の壁は剥がれ、床もデコボコ。この地域(羅先)は、冬になると海からの風が吹き付けるため、壁を厚くするのが一般的だが、それも薄い。レンガが完全に乾くまでに上からセメントで塗り固めたため、気温の低下でレンガが割れるかもしれない」(現地情報筋)

さらに、住民を悩ましているのが、修理をしようにも大っぴらにはできないことだ。「元帥様(金正恩氏)の温かいご配慮」で建てられた住宅を下手に修理すれば、「最高指導者に歯向かう恩知らず」として政治犯扱いされかねない。また、家の売買が一般的になっている北朝鮮では、こうした「いわくつきの家」はとても売りに出せない。

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