北朝鮮で最近、日本の警察官に当たる「人民保安員」から退職者が続出している。

理由はズバリ、庶民からの「報復」が怖いからだ。

実際、取り締まりのやり方が過酷だったり、権力をかさにきて執拗にワイロを要求してきた保安員らが、待ち伏せされて殴打されたり、殺されたりする事件が多発している。

金正恩時代になって以降、北朝鮮当局は以前の金正日政権時代と比べても、社会への統制と取締を強めている。それに対して庶民の反発が高まっているのだが、以前は権力に対して従順だった庶民たちは、今では公然と反発するようになっている。

6月には咸鏡北道(ハムギョンブクト)で、保安員と商売人の間での乱闘が発生し、軍と国家安全保衛部(秘密警察)、警察が派遣される事態にまで拡大している。

戦車で轢殺も

デイリーNKの内部情報筋は、その時の様子を次のように語った。