姿を消していた金正恩第1書記の側近中の側近が、再び姿を現した。その人物とは馬園春(マ・ウォンチュン)氏。

北朝鮮の労働新聞(10月8日付)は、金正恩第1書記が洪水被害の復旧作業が羅先市先鋒地区を視察したことを報道。同行者の一人として馬園春国防委員会設計局長の名前があった。

馬氏は、白頭山建築研究院出身で金正恩氏が力を入れてきた「北朝鮮式ハコモノ行政」を支えてきた人物だ。金正恩時代を代表する遊園地やスキー場などレジャー施設の設計、資材の調達、建設のすべてを総括していたと言われている。さらに、2013年の張成沢処刑を企画立案し、実行したグループ「三池淵組」の一人でもある。

張成沢処刑後は、金正恩氏の公式活動に頻繁に同行し、まさに我が世の春を謳歌していたが、昨年11月以後、公式の場から一切姿を消し、様々な憶測を呼ぶことになる。