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口さがない住民たちは「最高指導者が中国に逃げる時に使う」と言っていたが、用途はさておき、道路状態は芳しくない。そこで2007年、三水(サムス)発電所の建設に動員されていた「6.18突撃隊」3万人が、2ヶ月をかけて大々的な補修工事を行った。

その幅9メートルの道路を、20メートルに拡張するという。計画通り完成すれば、片側2車線の高速道路並みだ。

道路は山と海を結ぶが、鬱蒼とした森に囲まれており、新たな観光開発に繋がることが期待できる。また、咸鏡南道(ハムギョンナムド)で生産された工業製品や水産加工品を内陸の両江道に運び、中国からの輸入品や両江道の林業製品を咸鏡南道に運ぶ産業道路の役割も果たすだろう。

様々な経済効果が期待されるが、周辺住民は、なぜか浮かない顔をしているという。