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北朝鮮当局は、今月1日から5日までに橋の緊急補修工事を行い、22日からは本格的な補修工事に入る予定だが、関係者の間からはなぜか不安の声が上がっている。

補修工事の開始が、今月下旬にずれ込んだ理由について情報筋は、「今月17日から20日まで丹東で開催される第4回中朝博覧会(見本市)が開かれるからだ」と述べた。博覧会には、北朝鮮企業92社が参加し、国外で開催される北朝鮮関連の見本市の中で最大の規模を誇る。

橋の通行がストップすると博覧会開催にもビジネスにも影響が出ることを憂慮し、補修工事を22日から開始することにしたのだろうと情報筋は見ている。

鴨緑江大橋の本格的改修工事に伴い、全面通行止めになると中朝両国の税関からの公示があった。しかし、工事がいつ終わり、通行がいつ再開するかは明らかにされていない。