HOME > インテリジェンス > 【対北情報戦の内幕-8-】公安調査庁はなぜ中国へ「スパイ」を送ったのか 2015年10月07日 | スパイ 中国 対北情報戦の内幕 この地域的な展開はもしかすると、上記のふたつの証言と同じ文脈上のものなのかもしれない。 国家が、その存在と国民の生命・財産を守るために情報機関を設置して、情報活動を行うことは、当然のことだ。北朝鮮による日本人拉致を解決できず、むしろ相手の対日外交に右往左往させられている現状を見れば、日本は必要な情報力を備えていないとも言える。 次回は、対北情報戦における公安庁の実態を見ることにする。(つづく) (取材・文/ジャーナリスト 三城隆) 【連載】対北情報戦の内幕 34