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これ以外にも、重要な政治的行事をサボったケースや住民に過度な「税金」の負担を強いたケースなど、様々な不正行為が紹介されている。

金正恩氏「幹部が仕事をしないから経済が発展しない」

金正恩氏は、今年2月19日に平壌で開催された労働党政治局拡大会議で、幹部たちに「不正行為の撲滅」を指示しながら、「制度も、人民も、党の政策もすべてよいのに、経済が発展しないのは幹部がまともに仕事をしていないからだ」と、幹部らを厳しく叱責。その狙いは住民たちの不満を抑えることにあるようだ。

金正恩氏は、ありとあらゆる指示を下すが、それを遂行するための労力や費用は一切担保しない。しかし、今時「自力更生」のスローガンは意味をなさず、指示を遂行するためには、結局は地方政府や現場が住民から金品、物資、労働力を供出させる、すなわち国への忠誠、奉仕という名の「収奪」だ。

自ずと金正恩政権に対する不満は高まるが、これを抑えるためにあえて幹部達を叱責したと見られる。