金鉱労働者の間からは「金1キロを掘り出すのがどれだけ大変か知っているのか」「現場の大変さを知ろうともせず、指示を出すだけの幹部はいい気なもんだ」「お前がやれよ」など、反発する声がある。
かつては、越冬用の燃料を買うためにこっそり持ち出した「金」のかけらを横流しして、現金化するのは当たり前の行為だった。また、幹部や保安員(警察)たちも大目に見ていた。しかし、ここ最近は監視が非常に強化されたため、それすらも出来ず、労働者たちの不満は高まる一方だ。
北朝鮮当局も、住民の不満を呼び起こすだけのムダな偶像物や、元が取れるとは思えないスキー場、豪華施設、観光施設の建設などは、さっさとやめて基本的なインフラ整備に資金を投入すべきだろう。