人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

RFA咸鏡北道(ハムギョンブクト)の内部情報筋によると、道内の茂山(ムサン)をはじめ全国各地の人民班(町内会)の会議で、北朝鮮保険省から、「シラミ取り石鹸には、人体に有害な中国製殺虫剤が入っているため、一切使用を禁ずる」という緊急指示が伝えられ、愛用してきた住民たちは、驚愕しているという。

慈江道(チャガンド)の情報筋によると、このシラミ取り石鹸は、市場で1つ3000北朝鮮ウォン(約45円)と手頃な価格で売られ、軍人や突撃隊員のみならず、一般の人々も愛用してきた。

しかし、実際に使用してみるとシラミなどには効果があるが、軍人や突撃隊員の間で原因不明の皮膚病が発生するようになった。皮膚病には、シントミチン(クロラムフェニコールの光学異性体、ロシアで多く使われる)やマイシンなどの抗生物質もあまり効かない。さらに、被害は子どもたちにも及んだ。