今日の朝日新聞朝刊の1面トップ記事(東京本社14版)によれば、日本政府は、日本人拉致被害者らの再調査を巡る北朝鮮との非公式協議で、北朝鮮側から提案のあった日本人妻(配偶者)の帰国を拒否していたという。

といっても、この記事で日本人妻の問題に触れているのはほんの一部分だ。内容の中心は拉致問題であり、その次が日本人の遺骨問題。日本人妻の優先度は最も低い。

筆者はこうした日本人妻の扱われ方について、常々問題があると思ってきた。

日本政府が北朝鮮側の提案を拒否したのは、先方が拉致被害者の調査結果について従来の同じ主張を繰り返しているためだ。「拉致被害者を置き去りにし、日本人妻の帰国でお茶を濁させるわけには行かない」という日本側の立場は、ある程度は理解できる。

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