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これらの洗車場は、スピードが速い外国製の「洗車機」を導入。さらにガソリンスタンドや食堂、商店まで併設されている。洗車を待つ客をターゲットに、休憩スペースや食事を提供して客を囲い込むーー資本主義国家ではごく当たり前の風景だが、北朝鮮でも総合サービスを提供して利益を上げるという概念が浸透しているようだ。

「洗車場ビジネス」は、当初は外貨稼ぎ会社の独占状態だったが、マイカーだけでなく、自動車自体の増加傾向を敏感に察知したトンジュたちが、「洗車場ビジネスは儲かる!」と次々に参入しはじめた。

しかし、単なる洗車場だけでは、外貨稼ぎ会社が運営する既存の洗車場には太刀打ち出来ない。そこで、後発組はきめ細やかなサービスで差別化を図りながら、目玉サービスを導入しはじめた。そのサービスとは20代の美女による洗車だ。