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アサド氏もまた、折に触れて金正恩氏に祝電を送っている。北朝鮮は、正恩氏の誕生日に際する外国首脳との祝電のやり取りを公開していないが、アサド氏は毎年、故金日成主席や故金正日総書記の誕生日に正恩氏宛てのメッセージを送っており、本人の誕生日に祝電を送っていることも、まず間違いないだろう。

では、正恩氏とアサド氏は、どのようなメッセージを交換しているのか。

正恩氏は今回の祝電で、アサド氏の「正しい指導」を激賞。その指導のおかげでシリア国民が、「あらゆる試練と難関」に打ち勝っていると述べている。

もしかしたら正恩氏は、アイラン君の死に最も心を動かされない人物なのかもしれない。

一方、アサド氏は北朝鮮の外務省代表団と面会した際、「テロとの戦いにおけるシリアへの支援」に対して感謝の意を表したという。