北朝鮮の「朝鮮海外同胞援護委員会」のスポークスマンは8日、北海道警が札幌市の在日本朝鮮人総聯合会(朝鮮総連)北海道本部が入る建物を家宅捜索したことに対して「極悪な犯罪行為」と非難した。

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談話では、捜索の目的が「総聯のイメージをダウンさせ、全面的に弾圧するための口実を設けようとする下心の発露である」と指摘しながら、「無分別な政治的弾圧と人権蹂躙(じゅうりん)行為を直ちに中止し、不当に逮捕した在日同胞を直ちに釈放すべきである」と主張した。

談話を掲載した朝鮮中央通信の記事全文は次のとおり。

朝鮮海外同胞援護委員会の代弁人、総聯と在日同胞に対する日本反動層の政治的弾圧策動を糾弾

【平壌9月8日発朝鮮中央通信】

去る6日、日本当局は早朝から30人余りの警察を駆り出して北海道朝鮮初中高級学校に対する横暴な捜索を行ったのに続き、総聯(朝鮮総聯)の北海道本部と本部会館内にあるすべての機関と同胞の家宅を強制捜索する暴挙を働いた。

朝鮮海外同胞援護委員会のスポークスマンは8日の談話で、これは共和国と総聯に対する我慢できない挑発、極悪な犯罪行為であると糾弾した。

スポークスマンは、極度に緊張した朝鮮半島の情勢が解消されており、特に共和国創建節を控えた前夜に日本当局がまたもや、反総聯茶番劇を演じた目的は火を見るより明らかだとし、次のように強調した。

それは、わが共和国と総聯の威信が日に日に高まっている時に、総聯が不法な犯罪行為を働く団体であるかのようにわい曲して反共和国、反総聯の雰囲気を意図的につくってエスカレートすることによって、それを通じて総聯のイメージをダウンさせ、全面的に弾圧するための口実を設けようとする下心の発露である。

われわれは、最近、日本の反動層が総聯と在日同胞を相手に強行している強制捜索と逮捕行為を決して袖手傍観しないであろう。

日本当局がいくら虚偽とねつ造で反総聯弾圧騒動に執着しても、総聯の義に徹する愛国・愛族活動を絶対に阻むことはできない。

日本当局が心から朝日関係の改善を願うなら、総聯と在日同胞に対する無分別な政治的弾圧と人権蹂躙(じゅうりん)行為を直ちに中止し、不当に逮捕した在日同胞を直ちに釈放すべきである。

われわれは、日本当局の態度を注視するであろう。

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