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建設事業は、党創立記念日までに成果を出したい金正恩第1書記の指示によるものだ。しかし、北朝鮮の建設現場では通常でさえ、必要人員や支援物資などが不足していることから当局は、当局は住民に人と物を差し出せと要求している。

また、中心部で大々的な建設工事が進められているが、大同江の対岸地域のマンションでは水道も電気も来ない有様だという。

「船橋(ソンギョ)区域、東大院(トンデウォン)区域のマンションでは水圧が低かったり、停電でポンプが稼働せず、蛇口から水が出ない。住民たちは屋上に置いた雨水タンクをホースでつなぎ、部屋の壁に穴を開けてホースを通して水道として使っている」(RFAの情報筋)

雨が降らない時期は、水道管理者に賄賂を掴ませて水圧を上げさせるが、それすらできない住民は、井戸水を使わざるを得ない。しかし、井戸水も頻繁に使用することから枯渇気味だ。