先日、中国の北京で開かれた抗日戦争勝利70周年記念式典に参加した韓国の朴槿恵大統領がかけていたサングラスが韓国の中小企業が作った製品であることがわかり、注目を集めている。
この製品は、大邱市にあるSEESUNという眼鏡会社が作った「SUR-1002」というモデルのサングラスだ。韓国のネットショップで155,000ウォン(日本円で約1万6,000円)で販売されているが、同社の関係者も報道されるまで自社製品であることに気づかなかった。
しかし、「大統領が着用したサングラス」と報道され、同社にはお祝いと注文の電話が殺到し、社員たちも大慌てだった。
元々、韓国の中小企業の製品は、品質面でもデザイン面でクオリティが低く、「安かろう悪かろう」の代名詞だったが、国産品愛用運動や中小企業奨励運動で優遇されていた。
こうしたイメージが未だに残っていることから「大統領が国産サングラスをかけた」というニュースが驚きを持って受け止められているようだ。一方、このニュースを見たある脱北者は米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)に次のように語っている。
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